「ネット麻雀の3麻とはどういうゲームなのか。どうすれば勝てるのか」ということについて、ぼんやりと把握できるよう、解説します
何が大事かが頭に入っていれば、3麻戦術を勉強する際、内容がピンと来やすくなると思うので。是非読んでいってください
天鳳、じゃんたま3麻のルールを想定しています
4麻との違い
4麻との大きな違いを列挙してみます
・打点が高い
・テンパイスピードが速い
・面前で有効牌を引きやすい
・チーができない
・現物が増えやすい
打点とテンパイスピードが速い
マンズの2~8がなく、北が抜きドラとして増えるので満貫、跳満は当たり前に出てきます
面前で有効牌を引きやすい
4麻は牌の種類が36種類3麻は29種類(北は抜くので実質28種類)です。
なので、残り4枚の3pを引ける確率はおおざっぱに、4麻だと36分の1、3麻だと28分の1になります
1巡で引ける確率は4麻だと3%、3麻だと4%です。
計算上は1%引きやすくなります
ただ個人的には、もうちょっと引きやすくなっているような気がします。
3麻なら良形はもちろん、愚形も埋まりますし、
4麻ではなかなかテンパイしないと有名なチートイ1シャンテンも、3麻なら3巡もあればテンパイしているイメージです。
3麻は面前で手を作りやすく、さらに裏ドラや1発も付きやすくなっているので、リーチも非常に強いです
そのため、基本的に、3麻は「面前で手を作るゲーム」と捉えるといいでしょう
チーができない
チーができないのも3麻の大きな特徴ですね。
4麻は役を確定させればチー+3者からのポンができる分大きくスピードアップしますが
3麻の場合チーはできない&ポンは3者ではなく、2者からなので、
鳴きのスピードアップがあまりありません
さきほど述べた面前の強さも相まって、「3麻で鳴くときは超急所のみ」と考えるといいでしょう
現物が増えやすい
4麻では手詰まりにならないようにするのも重要と述べましたが、
3麻では面前で手組をしている限り手詰まりを考慮する必要はありません。
なぜなら、牌の種類が少ないので、相手からリーチ!ときて、手牌14枚に全く現物がないということは3麻では珍しいからです。
全て字牌しか切られていないリーチならともかく、大体ピンズの3~7、ソーズの3~7のどれかは切られてリーチがかかります。
4麻であれば、ピンズが現物だけど、マンズとソーズしか手牌にない!ということがあり得ますが
3麻だとピンズが現物だけど、ソーズしかなくて困った! ということはほとんどないですよね?
また、牌の種類が少ないということは、相手がリーチをかけた後にツモ切った牌で安全牌が増えやすくもなります。
なので、現物が増えやすく、手詰まりが起こりづらいので、4麻と比べ
面前の段階で安全牌を残す必要はほとんどありません
その代わり、あまり遠いところからは鳴かず、ゆったり面前で手を作ることで
先手を取ったらリーチして勝負!
後手を踏んだら14枚でベタオリ!
という簡単で強い戦法を取ると。三人麻雀では自然に守備力もついてきます
まとめ
3麻では安くて遠い手牌からは鳴きません。
鳴くのは超急所のみで
基本は面前で構えて、満貫あたりを目指して最速の手組をします
先手は攻めて、後手を踏んだら危険牌を切らない。
相手のテンパイスピードも速く高いので、役牌を1フーロしただけでも、捨て牌から「後手を踏んだ」と思えばいち早く退散します
ウマぶらず。雑になりすぎず。
当たり前の牌を当たり前に切ることが、3麻で勝つコツです
「いや、当たり前の打ち方って何?」と思った方は、3麻戦術の項目も読んでみてください。
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