使える読み。読みを使う局面

4人麻雀 上級編

読みというと、
なんか曖昧で、あまり成績に影響しないわりに面倒な技術とか
リーチに対して1点読み!みたいな漫画に出てくるやつ
みたいなイメージを持っていると思いますが

実は割と使えるお手軽な読みというものはいくつかあり、
それを知っているだけで、
通せる牌が増えたり、特に危険度が高い牌であることが分かってオリれたりします
結果的に自分の和了率があがり、放銃率がさがることで、成績もよくなっていくわけです

というわけで今日はそんな「お手軽な読み」について書いていきます

読みを使うタイミング

まず、具体的な読みについて話す前に、いつ読みを使うか?について書いておきます
読みを使うのは主に以下の時です
・オリているときに安全牌を探すとき
・まだ押したいが、切る牌を押す価値はあるのか?を考えるとき
・ターツ選択時

まず安全牌を探すときに使える読みから解説します

通しやすい牌を読む  ~捨て牌読み~

リーチに対して待ちを1点読みすることはできませんが、あまり当たらなそうな牌を読むことはできます
例えば両面待ちには当たらない「スジ」にも
大体当たらない安全なスジと、普通に危険なスジがあり
ベタオリ時には、読みによって安全なスジを探し出し、それを選択する必要があります

では安全なスジというのはどうやって見つけるのかというと、
「相手の手順的にこの待ちは不自然」という待ちは通しやすくなります

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北家のリーチに対して、2sや2pは手順上あたりにくい筋といえます。
なぜかというと早い巡目に1pや1sが切られているからです。

もし2pがシャンポンで当たる場合、122から1pを1巡目に切ったことになります。
さすがにそんな早くには切らなそうですよね。
カン2pの場合も変です。113pから1pを1巡目に切ったことになります。
なので、普通に手を進めてきている場合、2pや2sは単騎待ち以外では ほとんど当たらない牌ということが分かります。

逆に8sや8pはシャンポン待ちやちょっと早めのカンチャン固定をしたケースなどもあるので、2sや2pほど安全ではありません。
ベタオリするのであれば、2sや2pから切れるようになるとうっかり放銃を減らすことができます

また、リーチ前のマタギ筋は割と通るという読みもありますが
同じマタギ筋のなかでも、通りそうなマタギ筋とそうでもないマタギ筋があり、
それらも「手順的にそのマタギ筋が待ちになるのは不自然」なら、その待ちは通しやすくなります

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リーチ者の宣言牌は7mですが、その前にも7mが切られています。
このリーチ者に6-9mの両面待ちで放銃することはあるでしょうか?

なさそうですよね。7778と持っていたところから、77と切ったことになりますから
7778からなら8切りますよね。

では6mがシャンポン待ちにあたるケースは? 
7m宣言牌なのでシャンポンで当たるなら667mから7m切ってリーチをしたことになります。両面待ちを拒否したことになるので、これもなさそうです
カン6m待ちも、5777から77切ってるのでおかしいです。
なので、この6mは相手が普通に手を進めていたら、手順的に当たらない牌となるわけなので通せるというわけです。

ちなみに6mは通っても9mは安全とは言えません。普通にシャンポンに当たるからですね


一見無筋の6mはかなり安全で、6mの筋の9mは危険となるのです。
こういう読みは実戦でよく出てくるので使えるようになると「6mを押せたからアガれた」という回数が増える分成績もよくなるでしょう

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下家に1sが通るかどうか。下家は3巡目に2sを切っているので、1sはまたぎ筋になります。
もし2sが7巡目などに切られている場合は
223sからの固定も珍しくないのでマタギだからという理由では押せませんが
3巡目に223sからの固定は珍しいので、当たりにくいと判断し押します。

1sが4枚目なのでシャンポンや単騎などの愚形待ちに当たらないというのも切りやすい要因です

鳴きに対して通しやすい牌を読む

また、リーチと違って、鳴き手に対してはもっと強力な読みがあります。
それは「鳴き手の上家から切られた牌は通る」というものです

なぜなら、上家が切られた牌が鳴き手にとって必要ならチー、またはロンしているはずです
それなのに、なにも発生してなかったということは、その牌が待ちになっていることはあまりなさそうと読めるのです

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南家が東をポン

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その後、南家の上家である親が、6pや3pを押しましたが、南家はこれらに無反応
もし6pや3pを鳴けば手が進む形だったのであれば、鳴いていたはずなので、南家の手のうちに45pや12pなどがある可能性は低いと読めます

そのため今後3-6pを持ってきて、切っても南家に対して安全だと判断できるわけです
なお、この読みはあくまで、鳴き手が鳴いた後に、上家が切った牌に限定されます。

例えば南家が東をポンする前に、親が7mや5mを切っていますが、

7mは鳴けたけど、字牌バックになるからスルーしたけど、東が出たから鳴いた。
そして4-7m両面待ちテンパイ 

というケースは十分にあり得ます。
なので上家が切ったけど、鳴かれなかった牌は通る理論を乱用して放銃しないよう気をつけましょう

まだ押したいが、切る牌を押す価値はあるのか?を考えるとき

さきほどまでは、安全牌を探すときに使う読みでしたが、今度は押すかどうかを決める際に使う読みを紹介します。この読みは対リーチではなく、相手の鳴きに対して行います

リーチに対しては、ざっくりとした押し引きでいいですが
鳴きに対しては、打点や待ちが読みやすいので、それらを読んだうえでギリギリまで踏み込む必要があります

鳴き手に対して押すかどうかを決める際、待ちより、打点がどの程度あるかを読みます
まず役を読みます。タンヤオや役牌なら1ハンですね

そしてドラをいくつ持っていそうか考えます
ドラをいくつ持っているかの読みは、その人が使えるドラの最大枚数を3で割った数を保有しているものと考えます

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役は東
対面の打点は、見えていないドラが7枚なので、2、3枚持っていると予測。
打点はドラ2の3900~8000点あたりと読みます


そこそこ3900、割と8000点となると、リーチなみに高いので、
相手がテンパっていそうなら、自分はそれなりの手でないと危険牌は切れないな・・・と判断することになります

逆に安そうと読めることもあります
ドラが場に結構出てきたとか。タンヤオ確定の仕掛けなのにドラがヤオチュー牌の場合など。
その場合は相手がテンパイしていそうでも大体2000点くらいと読めます。
振り込んでも2000点なら自分がよほどどうしようもない手でない限り、鳴いている人のことは無視してOKです

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相手は3フーロでテンパイしてそうですが、かなり安そうです(あってドラ1~2っぽい) 
こちらは愚形愚形とはいえ高打点がみえる1シャンテンなので、無視して押していきます

また、鳴き手がテンパっていそうかどうかも重要です。ちょっと高そうでもまだテンパってなさそうと読めるなら
安全牌と危険牌の両方が浮いていた場合、危険牌を先に切ったほうがいいです。

鳴き手がそれ以降3~7牌を手出しすることでテンパイ率が上がってから危険牌を勝負するより、
テンパイしてなさそうな段階で切ってしまった方がお得というわけですね

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相手は2フーロですが、打点が不明なうえにテンパイかも怪しいので
無視して後々危険になりそうな8sを先切りします。

逆に鳴き手がすでにテンパイしていそうなら、
危険牌を先切りせずに、自分が勝負できるテンパイまで保留するべき
です
たとえ相手が安そうでも、自分が振り込んでしまえば、自分がアガることはできないので

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7s2枚切れ
本当なら6mや8sを切りたいところですが、さらに下家の河が濃くなりテンパイ率も上がっているので、危険牌を切らずにここで9s切って迂回します

ターツ選択時   単騎待ち選択時に使う山読み

ターツを選択する際、どっちのターツを残せば良いかを考える際、山読みを使います
山読みといってもそこまで難しいものではありません。

染めている人がいる場合、その種類の牌は山に残っていないことが多い
序盤に2人以上が切っている種類の牌は、山に残っていることが多い

ということだけ意識します

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8pが山に残ってそうなので、リーチします
序盤に対面が7p、親が9pを切っているのでその周辺の8pはあまり持ってなさそうです。
となれば山にいて引ける可能性が高いと読みます。

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ドラ2枚なので1通にこだわる必要はないですが、
序盤に9mを切っている人が2人。 
ということは8mは山にいそうなので、カン8mを残します

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とはいえ良形との比較なら、愚形待ちの場況が良くても基本的に良形を残します

読まなくていいこと

あまり成績に影響しないものは、読んでも疲れるだけなのであえて無視する方がいいと思います。

では成績に影響しない読みとはなにか? を解説します

速度読み

第1打に親がダブ東、次に2p、そして7sを切ってきた・・・ 
確かに今にもリーチが来そうですが
実際どの程度速く、リーチが飛んでくるかはやっぱりわかりませんし
そもそも速いリーチが飛んでくるとしても、それによって自分の打牌がどこまで変わるでしょうか?

安全牌を持っておく? 良い手なら安全牌持たずにリーチが来たら1シャンテン押ししたほうが得かもしれません。 悪い手なら相手が速そうかどうかにかかわらず安全牌を持つので変わりません

安い手で仕掛けない? 遠い手ならもともと仕掛けませんし、愚計から鳴いてテンパイならテンパイにとってリーチに対してある程度押した方がやはり得になりますから変わりません

リーチに行けそうな手だったけど、速度を合わせて鳴いてテンパイを取る?  
面前リーチにいけそうなら相手からリーチが来た後面前リーチで追いかけた方が得かもしれません

意外に面前の速度読みは役に立たないのです。
捨て牌を確認する作業は意味がありますが、捨て牌から速度を読むことはそこまで役立ちません

リーチに対する打点、待ち読み

リーチに対しては打点も待ちも読みません
手牌の13枚と、さらには裏ドラなど、不確定情報が多すぎるのでどうしようもないからで

手出しツモ切りはどこまで見るべきか?

読みといえば手出しツモ切りを見ておこうみたいな風に言われますが、
面前相手に関しては、手出しツモ切りは見なくて構いません。
どうせリーチは読めないからです

しかし鳴き手は、面前と違って速度や打点を読めますし、
それによって押せる牌が増えたりもするので鳴いた人の手出しツモ切りは見ておくといいです 

他家が、鳴き手に対して危険な7pを切ったとき、
次巡、鳴き手が手出しかツモ切りかで、通った7pが今後も通るのかというのが変わってくるので
鳴き手に対しては手出しツモ切りをサボらず見ておきましょう

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